子どもは無事?学習塾のBCP対策をチェック
震災時に親が願うこと、それは子どもの無事です。
「今の時間は塾に行っているはず!」
「迎えに行きたいけれど、塾の校舎内にいるのかしら?」
「塾本部と連絡が取れない!」
そんな風に慌ててしまいますよね。
しかし、緊急時こそ冷静さが求められます。
前もって学習塾の対応を聞いておき、落ち着いて行動しましょう。
災害は予測できない
日本は災害大国です。
地震・台風・洪水など、いつ何が起こるか分かりません。
これまでの大規模地震を振り返ると、
- 阪神・淡路大震災:1995年(平成7年)1月17日5時46分
- 東日本大震災:2011年(平成23年)3月11日14時46分
- 北海道胆振東部地震:2018年(平成30年)9月6日3時7分
- 令和元年台風第15号:2019年(令和元年)9月9日3時頃
このように時間帯はバラバラです。
睡眠中・出勤中・帰宅中、その場でとっさに判断し、安全を確保しなければいけません。
家族一緒に居る時間であれば、まだ安心なのですが、
「もしも、そんな時に子どもが塾に行っていたら・・・。」
保護者としては気になるところですよね。
塾の対応は?
学習塾の公式ホームページにて、災害時の対応が公開されている場合があります。
もしもの時でも運営続行する、BCP対策が行われているかをチェックしましょう。
塾によっては、震度に応じて以下のように設定されています。
- 震度3以下:通常通り
- 震度4または5:授業が終了次第、帰宅
- 震度6以上:避難行動
避難行動では、安全が確認されている校舎内または指定避難場所に移動するようです。
その後、保護者の迎えが来るまで待機が基本です。
なお、休講やお迎えの連絡に関しては、
- 電話
- メール
- ホームページ
- 校舎に掲示
にて行われるようです。
また、災害用伝言ダイアル(171)を利用する場合もあるようです。
震災時でも子どもの安全確保と迅速な情報共有ができる塾なのか、確認しましょう。
ホームページに記載がない場合は、本社・お客様相談センターや塾長などに問い合わせておくほうが良いでしょう。
子どもが無事帰ってこれるよう、信頼できる学習塾を選ぶべきです。
まとめ
震災時、親は子供の安否を知りたいもの。
塾に行っている時間帯に発生したら、講師や本部がどのような対応をするかを確認しましょう。
- 震度による行動規範
- 連絡網
この2点を、あらかじめホームページなどでチェックします。
我が子を守ってくれる学習塾なら、安心ですよね。
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日本企業を災害に強くする「レジリエンス」・「BCP」策定に関して情報提供を行っています。
災害対策を行いたい個人様・企業様は、ぜひご連絡ください。
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