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台風で停電する理由!送電線鉄塔は風速40mまで

2019年9月に発生した台風15号、記憶に新しいですよね。

千葉県での広範囲停電は、他人事ではありません。

なぜ、これほどまでに被害が大きくなってしまったのか?

私達は、何をすべきなのか?

この記事を読んで、台風対策を考えるきっかけになれば幸いです。

台風15号の停電被害

令和元年台風第15号では甚大な被害が出ました。

千葉県では、停電及び電力の供給に支障があったのは約934,900戸に及びます。

停電の大きな理由として、送電設備への影響が挙げられます。

千葉県君津市で、45mと57mの送電線鉄塔2基が倒壊しました。

送電線・送電線鉄塔は、発電所で発電した電気を消費者のもとへ届ける役割を持っています。

送電設備に不具合が起きれば、私達は電気無しで過ごさなければいけません。

参考:令和元年台風第15号による被害・対応状況について(9月19日(木曜日)8時00分時点) (METI/経済産業省)

送電線鉄塔の耐久性

送電線鉄塔は、10分間の平均風速が秒速40mでも耐えられるように設計されています。

(※経済産業省「電気設備技術基準」に基づく)

では、台風15号の最大瞬間風速を載せます。

  • 千葉市:57.5m/s
  • 木更津市:49.0m/s
  • 館山市:48.8m/s
  • 成田市:45.8 m/s

このように40m以上を記録したため、送電線鉄塔が倒れてしまったのでしょう。

参考:電気設備の技術基準の解釈・経済産業省大臣官房商務流通保安審議官

蓄電池の備えを

近年自然環境が変化し、台風の被害エリアが日本全国に渡るようになりました。

再度、令和元年台風第15号レベルが襲来したら、どうなってしまうでしょうか。

鉄塔管理を任されている東京電力パワーグリッドは「今後強風に耐えられる基準を見直すことも視野に入れている」と述べました。

しかし、それがいつ実現するかは分かりません。

各家庭・企業は、今すぐ蓄電池を用意しておくべきではないでしょうか。

蓄電池があれば、万が一送電線鉄塔が倒壊しても安心です。

携帯電話の充電・室温の調整(エアコン)・明るい照明などが可能になるためです。

停電になっても、ある程度普段の生活が守られます。

まとめ

令和元年台風第15号では、秒速57.5mを記録しました。

この強風により、2台の送電線鉄塔が倒壊したと見られています。

今私達が出来ることは、蓄電池の準備です。

自然災害はいつ・どこで発生するか分かりません。

大切な家族・社員を守るために蓄電池を購入しましょう。

弊社レジリエンスセールスエージェンシー株式会社(RSA社)は、

日本企業を災害に強くする「レジリエンス」・「BCP」策定に関して情報提供を行っています。

災害対策を行いたい個人様・企業様は、ぜひご連絡ください。

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