第6回レジリエンス・アワード受賞者の紹介!より強い地域・企業へ
地震・台風を代表する災害や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの非常事態では、事業の継続や早期復旧が重要です。
つまりレジリエンス(回復力・復元力)を高める必要があります。
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」はレジリエンスへの取り組みを評価する制度です。
2020年3月17日、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会により「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」受賞者が発表されました。
今回は受賞者とその概要について紹介します。
グランプリ
「中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業による災害に強い街づくり」
(東京都品川区、旭化成不動産レジデンス株式会社)
東京都品川区の西部(中延二丁目)は老朽化した木造長屋が密集している地区でした。
そのため、火災の危険・避難の難しさが問題となっていました。
2015(平成27)年5月、防災機能の改善・住宅環境の整備を図る計画が決定され、現在は新しいマンションが建ち、緑化も進んでいます。
参考:中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業 | 東京都都市整備局
金賞(地方自治体部門)
「令和元年 9 月台風 15 号に伴う東電管内大規模停電の中、自立分散型エネルギーシステムで 地域貢献」
(株式会社 CHIBA むつざわエナジー )
CHIBA むつざわエナジーは、千葉県睦沢町と地元企業が協力して立ち上げた電力会社です。
太陽光発電施設などで発電した電力を、学校や役所・企業・家庭に向けて販売しています。
台風で停電が発生しても、地域住民へ電気供給を行った点が評価されました。
特別顧問賞 古屋圭司(初代国土強靱化大臣)賞
「MC-Cube 医療コンテナモジュール」
(株式会社 Sansei)
「MC-Cube 医療コンテナモジュール」はコンテナ内に医療機器を搭載しています。
災害現場にコンテナを直接設置でき、救護・診断を始め手術・MRIとしても活用可能です。
また、発電機能も併せ持ち、7日間連続稼働します。
いざという時、僻地や避難所でも本格的な手当が受けられます。
参考:MC-Cube CTコンテナ | 株式会社Sansei
まとめ
「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」受賞者について紹介しました。
- グランプリ:中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業による災害に強い街づくり
- 金賞(地方自治体部門):令和元年 9 月台風 15 号に伴う東電管内大規模停電の中、自立分散型エネルギーシステムで 地域貢献
- 特別顧問賞 古屋圭司(初代国土強靱化大臣)賞 :MC-Cube 医療コンテナモジュール
それぞれ地域・企業の知識やノウハウを最大限に発揮し、住民らを守ります。
受賞者の商品・サービス・考え方を取り入れ、貴社のレジリエンスを強化してはいかがでしょうか?
参考:「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」受賞者を発表 | 一般社団法人 レジリエンスジャパン推進協議会
弊社レジリエンスセールスエージェンシー株式会社(RSA社)は日本企業を災害に強くする「レジリエンス」・「BCP」策定に関して情報提供を行っています。
災害対策を行いたい個人様・企業様は、ぜひご連絡ください。
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